コクワガタ 幼虫飼育(1)
こんにちは。
コクワの幼虫を飼育するため、マットを瓶に詰めました。
これ(1本¥80)に
これ(10L¥500)を詰めます。
瓶に水が入っているのは冷却の為です。炎天下で放置したため瓶が高温になっていました。
マットがカッサカサだったので、加水します。
バケツに水を入れ、手とか棒で混ぜます。
こんな感じ。水分量は完全に適当です。
適度にじっとりしてれば良いか、程度で水を入れます。
で、こう。
こんな感じ。麺棒を使って無理やり詰めます。限界まで詰めます。
コクワ飼育カップの横に置き、温度を同じくして完成です。
手順は単純明快だけど、明らかに今までで一番大変です。農作業チック。
マットがすごい木っぽくて、本当に栄養あんのかこれって感じです。普段使ってるのは土っぽい感じだし匂いも土。
トラ○アルのマットは5L¥200、ホーマ○クで購入したこれは5L¥250なので、値段的にはイイ物のはず。。。
ちなみにお隣には5L¥440のバイオなんちゃらマットが売ってましたがあまりに高かったので無理でした。
10L入りを5袋も買ったのに、使ったのは1.5袋でした。
だいたい1袋(10L)で瓶7本くらいが満杯になります。
ではまた。
ヒラタクワガタ・リベンジ(2)
産卵セットを作りました。
今回は100均の麺棒を使い、底の土をガッチリと固めます。
3cmくらい固めました。
そしてこれ。
23時間吸水、皮剥き後26時間吸水、陰干し6時間です。
こんな感じで並べます。
フンワリと土をかぶせ、上に材を並べます。
つまり今回は小さい材を2層構造で計5本入れました。深いプラケースだとこういうこともできるんですね。
大きい材が余ったので適当に中プラケに入れてセットとしました。
できました。
大のプラケースはゼリー4個体制です。これはクワガタがどこに居るのかを判別しやるくするためでもあります。
つまりよく減るゼリー付近にクワガタが常駐しているわけですね。
続く
ヒラタクワガタ・リベンジ
頑張ります。
リベンジという事で、できる限りのことをやります。
材料はこちら。
- 大プラケ ¥500
- ジャンボ朽木 ¥200
- 朽木(ジャンボ朽木を半分にしたものっぽい) ¥100*5
- バケツ ¥300
合計¥1500税抜き
こうして
こうします。ありったけ水を吸わせて材をできる限り柔らかくします。
網は蓋の役割です。
最大サイズのプラケースに可能な限り材とマットを詰めた産卵セットを作ります。それだけです。
たぶんプラケに入りきらない材があるので、それを小プラケに入れて産卵セット(小)も作ります。
大に新規ヒラタメスを、小に既に先日失敗したメスを入れます。
計画は大味になっていますが、これ以上の策が思いつきません。
これがダメならお手上げなので、来年まで頭を捻る他無いですね。
ヒラタ産卵セットの失敗を振り返る
失敗を反省しますが、穴だらけの思考です。
考えられる要因は4つ。
- 僕自身の行動に問題があった
- ケース内部の環境に根本的な問題があった
- 「ヒラタクワガタ」という種に対してセット構築を間違えていた
- そもそも使用した個体に問題があった
それぞれ細かく考えていきます。
僕自身の行動に問題があった?
- セット構築から3週間は早すぎた
- セットを見すぎて警戒された
- セットを動かしすぎて警戒された
ケース内部の環境に根本的な問題があった?
- 温度が合っていなかった
- 湿度が合っていなかった
- 日照が合っていなかった
- 風通しが悪かったor良すぎた
ヒラタクワガタという種に対してのセット構築が間違い?
- 狭すぎた(隙間が少なすぎた)
- カビが生えすぎていた
- ダニが繁殖しすぎていた
- 産卵材の吸水時間が少なすぎ、材が硬すぎた
そもそも個体に問題があった?
- 個体が未成熟だった
- 成熟していたものの、交尾をしていなかった
- 産卵材が気に入らなかった
問題点はこのくらい。
そして次に、考慮すべき点
- コクワガタの産卵が成功している時点で、「絶対に産卵不能な極限状態」ではなかった
- 実際に卵が見えていた
- コクワセットの方が明らかにカビが酷い
- ダニはコクワセットよりも明らかに多かった
- ダニが卵を食っていた
これらを考えると、問題点が整理される。
残るのは、
- セットが狭すぎた
- ダニがいすぎた
- 木が堅すぎた(吸水不足)
- 交尾を終えていなかった
- 木が気に入らなかっただけ(単純に運が悪かった)
である。
しかし、「ダニが卵を食う」という状況は、殆ど起こり得ないようである。というのも、いくら調べてもダニのせいで卵がダメになったという記述が無い。ダニが卵を食べる場合は「無精卵」が腐敗したりしたときのみで、有精卵を直接食って殺すことは無いようである。
要するに、
- しっかり給水させて木を柔らかくする
- セットに材を入れすぎない
これを守ってリベンジすれば成功するはずだ。
もし次も失敗したなら、交尾していない個体だったということで諦める。
クワガタの割り出し(2)コクワガタ編
成功しましたよ。
というわけでコクワガタ編です。
割り出しと言っても単純に木を出して、手で割って、幼虫を出して、プラコップに入れるだけの単純作業です。
状況です。
一見するとカビが酷く、マットも乾燥しまくりでヒラタクワガタよりも酷いです。
外から見ててもカビ以外の変化が全くなかったので完全に放置していました。
ヒラタ材との違って、こっちは明らかに材がボロボロですね。
これは土に埋まっていた側です。完全にメスが齧りつくしていることがわかります。
いました。
いえい
まあこんな感じに入っています。
生きて発見できたのは卵1つを含め計12頭です。大量ですね。
私のせいで1頭傷つけてしまい、その場でお亡くなりになりました。ごめんね。
全部初令幼虫らしく、やはり「早い」という感じがします。ですがかなり思い通りの結果が得られたため、コクワの方は成功と言って良いのでしょうか。
最終的にこんな感じです。
中央の変な棒が入っているのがヒラタのコップ、それ以外がコクワのコップです。
何匹成虫にすることができるでしょうか。。。
クワガタの割出し(1)ヒラタクワガタ編
こんばんは。
ヒラタクワガタ、コクワガタの産卵セットを作り3週間ほどが経ちました。
完全に時期尚早ではあるのですが、割り出しを行いました。
理由としては
1、成功、失敗をとりあえず区別したい
初めてのため、成功か失敗かが全く分かりません。全てが終わってから割り出して「手遅れだった、なにも分からず完全に失敗だった。」ということを避けたいという思いがあります。また、早すぎて失敗した場合は「早すぎた」という事が分かり来年に繋げることができます。
2、僕が臆病
カビが生えまくり、ダニが繁殖しまくるプラケースを毎日眺めるのはあまりにも不安でした。とにかく情報が得たかったわけです。
ということで、やってみました。
事前に記事にしましたが、ヒラタの産卵セットは変化が激しく、屡々卵が見受けられました。しかし、奇妙なことに幼虫の姿は一向に見えず、卵は消えるのです。
私が見た卵は合計5個、全て数日のうちに消えて、土で埋まってしまっていました。
割り出し
これが最終的なヒラタの産卵セットです。上の材には白黒のカビが生えています。下の材には白く小さな(1mm以下)ダニが多く生息しています。
出しました。
結論から言うと、失敗です。
出てきたのは卵が1つだけ。木は齧られてはいますが点々としていて、産卵する齧り方ではありませんでした。
何も出ないマット
殆ど何も出ない材
たったひとつの卵
有力な手掛かりです。これはダニの群生で、卵を食っているのです。
今まで消えた卵はたぶん、全てダニに食われたのでしょう。
大切な卵はプラのコップに入れ、孵化を待ちます。
たったひとつの成功ですが、卵の時点で割り出した場合、生存率は低いそうです。
なぜ失敗したのか?それは別記事で考えていきたいと思います。